伴美里さんの本「100Things in My Room.」が届いたので、夕刻ちょっと眠気のある頭でぼんやりとそれを観ていました。これは、作者が家の中を見渡して、今まで大切にしてきた物や好きな物、お気に入りの物をデッサンし、それに英語と日本語で文章を付けた書籍形式の作品。東京の本屋さんユトレヒトが刊行したペーパーバックで、シアンとマゼンダとイエローの3色だけを使い構成されています。アートディレクションはDRAFTの福岡さん。
ところで昔から私は人の部屋やお気に入りのものを見るのが好きな子供でした。部屋や持ち物、好きなものを見ると、その人がよく見えてきます。時に本人の言葉や本人よりもその人をよく語ります。そういうものを見ているのが好きでした。きっと今もそうです。おとなになると、私も含め、人は本音や正体を隠すのが上手になります。表面的なお付き合いもうまくなります。それを悪いことだとは思いませんが、ちょっとさびしく感じることもあります。基本、私は寂しがりやなのだと思います。が、そんな中でも、その人の持ち物や部屋を見ると、隠しきれないその人の持つ本質とか、好きなものとか、大切にしていることなどが見えてきて、そういうのが面白いのです。ちょっとうれしくなります。そんな私ですから、この本も好きになりました。
個展の制作は日々、粛々とおこなわれています。もうひとつ、個展以外の制作がありますが、きっと大丈夫です。いい作品をひとつでも多く創り出せるようにがんばります。ゆっくりと、私のペースで、しっかりとやりたいです。そういえば腱鞘炎が起こってしまいました。やっぱり、無駄な力がかかっているのだなあ。もっと、手を痛めない、無理のない動きをマスターしなくてはね。巨匠いわく、正しい動作をしていれば、フェルトメイキングの作業で体を痛めることはないそうですから。
「ここはグリーンウッド」、面白いなあ。花とゆめは淡いピンクとブルーのイメージ、りぼんは濃いピンク、なかよしは黄色のイメージがあります。少コミはりぼんよりも若干明るいピンク。どの雑誌も購読していたことがありますが、初めて買った号の表紙はどれもよく覚えています。少女漫画は良いですよ。大人になってから再度読むとまた違った感想が湧いて面白い。
今日はfooさんにお届けするための作品制作で、現在はきのこのガラガラを制作中。個展の制作まで進めたかったけれど、そこまでは行けず残念でした。一日中飲み物ばかり飲みながらもくもく。ヨーグルトとシュウマイ?とおにぎりとスイートポテトも食べたから、今日はよく食事をした方でした。野菜が足りていないね。 制作生活は、集中力の持続と適度な休憩とのバランスがけっこう難しい。午後は材料を買いに行ったり、そのついでに食べ物を買ってみたり。食べたいものがいまいちわからないし見つからない、という時期って誰にでもあるらしいけれど、今の私がまさにそうです。ふいにカレー食べたいと思っても、作る時間を制作に回そうって思ってしまうし、でも買って来たものは美味しくないし、食べに行くのもアレだし、みたいなループです。でも、人が作ってくれたごはんなら何でも良いんだ。茶色い煮物とか無性に食べたくなる。結局そういう温かさが自分にとっての大切な事で、憧れで、記憶で、その気持ちが今回の個展のテーマの根底にあるんだと思います。 まあ茶色い作品は流石に個展には登場せず、彩りある作品になるかとは思いますが。リアルを見せる事と人にビジュアル的に美しく見せる事とはまた違うから。以前は物悲しくなってしまい作品にするなんて考えもしなかった事が自分の中でプラスに変化し、こうやってテーマになるのは感慨深いものがあります。
個展のDMの作品制作や仮撮影。
大体の構図が決まったので、明日撮影本番です。
今日のうちに撮影してしまいたかったけれど
あれこれ試しているうちに陽が落ちて来たので、明日に。
天気予報では明日も晴れるらしく、良い自然光で撮れそうです。
毎回のことながらやりだすときりがない。
しかーし締め切りというのはある。
その中でどこまでやれるか、またはどこで区切りをつけるか。
いつも難しい、決断力と度胸。
そして写真を見過ぎるとだんだんわけが分からなくなってきます。
今日撮った写真にも使えそうなものが2、3枚あるけれど
ギリギリまであがいておきたい。
「これいいんじゃない?」って写真じゃなくて
「これがいい」と言える写真を使いたい。
ああ気持ちが悪い。(←個展前恒例)
とはいえ、気分は盛り上がる。
そんな私はSですかMですか。
女三十代にして、まだまだわからないことばかり。