
主に手作業で羊毛繊維を摩擦・熱・圧力によって絡み合わせ、
フェルト生地にしていく技法のこと。繊維が絡み合って作られていくので、
作業の過程で縮みながら布になっていく。平面だけでなく、縫い目の全く無い
立体作品も創ることができる。
摩擦する時間や羊毛の種類、混合させる様々な素材によって仕上がりが変化する。
現在身の回りにある「フェルト」と呼ばれるものの多くは
機械によって作られているが、
もともとはすべて手作業で羊毛からフェルト生地に仕上げられていた。
その歴史は古く、紀元前900年頃の中国にまで遡る。
奈良・正倉院にもフェルト製のカーペットが納められていて、
今から1200年程前に日本にもたらされ、
聖武天皇が使ったのではと言われている。
参考文献
JORIE JOHNSON 「FELT MAKING WOOL MAJIC」
「スピナッツno.17」
